交通事故の死亡事故・後遺障害被害者の質問に回答
交通事故弁護士相談Q&A|みらい総合法律事務所

73歳祖母の交通事故賠償金

2014年11月05日

73歳の祖母が交通事故で寝たきり状態です。

横断歩道を自転車で渡る際、左折してきた自動車が後ろから衝突。

祖母は、脊椎損傷で下半身が完全に麻痺しています。

相手側の保険会社と示談交渉をしていますが、提示された慰謝料など損害賠償金額に不満です。

じつは祖母は認知症だったのですが、相手の担当者は「徘徊していた」などを理由に低い金額を提示しているのではないかと思えるのです。

賠償金はどうなるでしょうか?

弁護士からの回答

自転車で横断歩道を横断中、左折自動車に衝突された場合、信号機の有無、色などによっても変わり得ますが、被害者が高齢であることも考えると、おそらく自転車側が過失をほとんど負わないということになると思われます。

この過失割合は、その事故発生時、当事者がどのような走行をしていたかによって判断されるものであるため、横断歩道上で特異な走行をしていたなどの事情があれば別ですが、被害者の方が認知症で、自宅から「徘徊」していた最中であっても、上記の過失割合は変わることはないと思われます。

この相談を見た人はこちらも見ています

交通事故の弁護士無料相談

交通事故の後遺障害1級~14級・死亡事故のご相談は無料です

交通事故の慰謝料自動計算機