# 遺産相続・事業承継の相談SOS | みらい総合法律事務所 > --- ## 固定ページ - [メールマガジン解除フォーム](https://www.mirailaw.jp/souzoku/kaijo): 無料メールマガジンの配信解除フォームは以... - [プライバシーポリシー](https://www.mirailaw.jp/souzoku/privacy): 当サイトでは、お客様が安心してご利用いた... - [お問い合わせありがとうございます](https://www.mirailaw.jp/souzoku/soudanthanks): この度はご相談いただきありがとうございま... - [書籍](https://www.mirailaw.jp/souzoku/bookall): 遺言と贈与はまだするな! 「信託」で自分... - [費用](https://www.mirailaw.jp/souzoku/price): 【初回面談ご相談料】 0円 /60分以内... - [サイトマップ](https://www.mirailaw.jp/souzoku/sitemap): - [事務所地図](https://www.mirailaw.jp/souzoku/map): 法人名 弁護士法人みらい総合法律事務所 ... - [ご相談の流れ](https://www.mirailaw.jp/souzoku/flow): ①面談相談のご連絡 まずは、電話またはご... - [遺産相続相談 Q&A](https://www.mirailaw.jp/souzoku/qa): 交通事故で死亡した場合 >> 相続の承認... --- ## 投稿 - [相続の遺留分とは?|相続で損をしないために](https://www.mirailaw.jp/souzoku/10328): この記事を読むとわかること 相続には遺留... - [相続で相手が弁護士を立ててきたら?|注意点と対処法](https://www.mirailaw.jp/souzoku/10285): この記事を読むとわかること 遺産分割など... - [遺留分の放棄とは?手続や相続放棄との違いについて解説](https://www.mirailaw.jp/souzoku/10244): この記事を読むとわかること 相続では法定... - 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Published: 2020-10-02 - Modified: 2023-06-08 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/kaijo 無料メールマガジンの配信解除フォームは以下のとおりです。 メール配信解除フォーム ご登録のメールアドレスを入力し、解除ボタンを押してください --- ### プライバシーポリシー - Published: 2019-06-07 - Modified: 2023-09-06 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/privacy 当サイトでは、お客様が安心してご利用いただけるように、お客様の個人情報の取り扱いと保護について、『個人情報の保護に関する法律』および関連する法令ならびにその他の規範を遵守します。 どのように注意を払い、プライバシーの尊重に努めているかについて、以下にご説明いたします。 個人情報の定義について このプライバシーポリシーにおいて、個人情報とは個人が識別され、又は識別されうる情報で以下の情報をいいます。 ・氏名 ・住所 ・生年月日 ・勤務先 ・電話番号 ・金融機関の口座番号 ・クレジットカード番号 ・... --- ### お問い合わせありがとうございます - Published: 2019-06-06 - Modified: 2023-06-08 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/soudanthanks この度はご相談いただきありがとうございました。 内容をご確認の上、送信いただいたメールアドレス宛てに ご連絡させていただきますので、 しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 みらい総合法律事務所 --- ### 書籍 - Published: 2019-06-05 - Modified: 2023-10-05 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/bookall 遺言と贈与はまだするな! 「信託」で自分の死後三〇年間財産を支配し続ける方法 残された家族のために、なるべく多くの資産を残し、家族の遺産争いを回避し、納税ができるように手配する最善の方法は「信託」です。 信託制度を利用することで、死後三〇年間もあなたの望むように資産運用がなされ、残された家族が争わないように資産や収益が分配される方法をあなたの手で作ることができるのです。 本書を読んで、今すぐ対策を立ててください! 税務のわかる弁護士が教える 相続税業務に役立つ民法知識 相続税業務を進めるのに民法... --- ### 費用 - Published: 2019-06-05 - Modified: 2025-04-15 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/price 【初回面談ご相談料】 0円 /60分以内   ※初回のみの料金です。 【個別事件】 事件の難易、作業量などを勘案し、事前にお見積もりします。 ご相談・お問い合わせフォーム お名前(漢字) * 電話番号(連絡先) * 住所(県名) * 北海道 青森県 秋田県 岩手県 山形県 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 神奈川県 千葉県 東京都 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県... --- ### サイトマップ - Published: 2019-06-04 - Modified: 2025-02-26 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/sitemap --- ### 事務所地図 - Published: 2019-06-04 - Modified: 2023-06-08 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/map 法人名 弁護士法人みらい総合法律事務所 事務所名 みらい総合法律事務所 所属弁護士会 東京弁護士会 英語名称 Mirai Sogo Law Offices 所在地 〒102-0083東京都千代田区麹町2丁目3番 麹町プレイス2階 電話 03-5226-7355 事務所所在地 電車でお越しの方 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅 6番出口より徒歩3分東京メトロ有楽町線「麹町」駅 1番出口より徒歩5分 (専用駐車場はございません。ご了承ください。) 2階事務所受付・ソファ 3階会議室 大会議室 会議室 ... --- ### ご相談の流れ - Published: 2019-06-04 - Modified: 2023-10-03 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/flow ①面談相談のご連絡 まずは、電話またはご相談フォームよりご連絡ください。 電話:受付時間 平日10:00~17:30 電話:受付時間平日10:00~17:30 03-5226-7355 03-5226-7355 ご相談フォーム:24時間365日受付可能 ご相談フォーム:24時間365日受付可能 ②相談日時の決定 日程を調整し、面談日を決定いたします。 ③来社によるご相談 必要書類をご持参のうえ、ご来社ください。 担当弁護士がお悩みをお聞きし、具体的な解決策をご提案いたします。 ④弁護士費用のお見... --- ### 遺産相続相談 Q&A - Published: 2019-06-04 - Modified: 2022-02-14 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/qa 交通事故で死亡した場合 >> 相続の承認・限定承認・相続放棄 >> 相続人 >> 相続法改正2018 >> 財産分離・相続回復請求権 >> 遺産分割 >> 遺産相続 >> 遺留分 >> 遺言書 >> 事業承継 >> キーワード検索 交通事故で死亡した場合 相続の承認・限定承認・相続放棄 相続人 相続法改正2018 財産分離・相続回復請求権 遺産分割 遺産相続 遺留分 遺言書 事業承継 --- --- ## 投稿 ### 相続の遺留分とは?|相続で損をしないために - Published: 2025-05-15 - Modified: 2025-05-15 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10328 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むとわかること 相続には遺留分というものがあり、遺留分についてしらなければ相続で損をする可能性があります。 法定相続人には、遺留分として最低限の相続財産の取得が金銭的に保障されています。 そのため、遺言によって相続が一定の人に偏りがある場合でも、遺留分侵害額請求をすれば、法律で定められている最低限の遺産を相続できるかもしれません。 ここでは、相続の遺留分について解説しているので、相続で損しないためにも遺留分についての理解を深めましょう。 相続の分割方法 相続方法は、「遺言がない場合」... --- ### 相続で相手が弁護士を立ててきたら?|注意点と対処法 - Published: 2025-01-22 - Modified: 2025-01-23 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10285 - カテゴリー: 遺産相続 この記事を読むとわかること 遺産分割などで、相手側(他の相続人)が弁護士を立ててきた場合の対応について解説します。 突然のことで驚く場合もあるでしょう。 また、今後の対応について不安を感じる場合もあると思います。 そこで本記事では、まず「相続の手続きと流れ」について簡単に解説します。 そして、あなたが「やるべきこと」と「やってはいけないこと」について、できるだけわかりやすくお話ししていきます。 さらに、弁護士に相談・依頼するメリットや相続問題に強い弁護士の探し方も解説します。 ぜひ最後まで読んで... --- ### 遺留分の放棄とは?手続や相続放棄との違いについて解説 - Published: 2025-01-15 - Modified: 2025-01-20 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10244 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むとわかること 相続では法定相続人に一定の保障として遺留分が認められています。 しかし、何らかの理由で遺留分を放棄したいというケースもあるでしょう。 遺留分を放棄することは相続の放棄とは異なるものであり、手続きも異なります。 ここでは、遺留分の放棄と相続放棄との違いや、遺留分放棄するメリットや注意点、手続き方法など、遺留分の放棄について詳しく解説します。 そもそも遺留分を放棄するとはどういうことか? 亡くなった被相続人の遺産は、法定相続もしくは遺言書に従って相続が行われます。 相続が... --- ### 遺留分を払わないと、どうなるか?|支払い拒否のリスクとは - Published: 2025-01-14 - Modified: 2025-01-15 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10251 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むとわかること たとえば、被相続人(亡くなった方)の遺言書に他の兄弟の名前と相続財産は記載されているのに、相続人の1人であるはずの自分の名前がない場合、どうすればいいのでしょうか? 逆に、遺言書に自分の名前はあるが、他の相続人であるはずの人の名前がない場合、どうなるのでしょうか? また、ある日突然、聞いたこともない人物から遺産相続に関する内容証明郵便が届いたら? そこで問題となるのが「遺留分」です。 本記事では、一定の法定相続人が、最低限の相続財産として請求できる遺留分について、 ・... --- ### 遺言無効確認訴訟とは?納得いかない遺言を無効にする手続き - Published: 2024-12-10 - Modified: 2024-12-10 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10222 - カテゴリー: 遺言書 この記事を読むとわかること 被相続人が遺言書を残していたものの、その内容に納得できないというケースもあるでしょう。 基本的に遺言書がある場合は、遺言書の内容通りに相続が行われます。 しかし、遺言書に納得できない場合には、「遺言無効確認訴訟」によって遺言書の効力を見直すことができる場合があります。 ここでは、遺言無効確認訴訟の手続きや、遺言が無効になるケースなどについて解説します。 遺言無効確認訴訟とは 遺言書があれば原則的に遺言書に従った相続が行われますが、遺言書に納得できない場合は遺言無効確認... --- ### 遺留分に強い弁護士ランキング・口コミの【落とし穴】と弁護士の選び方 - Published: 2024-12-02 - Modified: 2024-12-10 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10179 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むとわかること 遺産相続で問題になる「遺留分」について、ご存じでしょうか? 法定相続人であっても、遺産の相続分を受け取ることができない場合があります。 それは、被相続人(亡くなった方)の遺言書に他の相続人に財産を相続させる旨が書かれており、あなたの名前がない場合です。 しかし、それでは不公平すぎると思いませんか? そこで、遺言書に名前のない法定相続人の方の最低限の生活保障のために遺留分の制度があるのです。 ただし、遺留分の請求は法律がかかわる問題のため、一人で対処するには限界がありま... --- ### 相続に強い弁護士ランキング・口コミの【落とし穴】と弁護士の選び方 - Published: 2024-11-27 - Modified: 2024-11-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10141 - カテゴリー: 遺産相続 この記事を読むとわかること 本記事は、相続問題をできるだけ早期に、円満に、納得のいく形で解決したい方にお伝えしたい内容になっています。 いざ相続が発生した場合、「相続人の確定」「遺言書の有無の確認」「遺産分割協議」「相続税の申告」など、さまざまな手続きが必要になります。 そこで問題になるのが、相続人の間で争いが起きた場合です。 相続は“争族”などともいわれるように、たとえ仲の良い家族、兄弟であっても、いざとなると“もめてしまう”ことが多いのが現実です。 当事者同士で話し合いをしても、金銭などの利... --- ### 兄弟姉妹に遺留分がない理由と遺産を受け取る方法 - Published: 2024-11-18 - Modified: 2024-11-18 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10096 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むとわかること 遺産相続では、法定相続人には一定の割合の遺産が取得できるように「遺留分」が保証されています。 ただし、兄弟姉妹には遺留分がありません。 そのため、遺言書に「妻に全てを相続する」「全財産を寄付する」など兄弟姉妹以外の法定相続人が書かれている場合、兄弟姉妹は相続できる遺産がなくなってしまいます。 なぜ兄弟姉妹には遺留分が認められないのでしょうか? ここでは、兄弟姉妹に遺留分がない理由や、遺産を受け取るための方法について解説します。 遺留分と法定相続人の順位について 近親者... --- ### 東京で遺留分の無料相談ができる【窓口4選+有料2選】 - Published: 2024-10-29 - Modified: 2024-11-06 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/10009 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むとわかること 本記事では、遺産相続における「遺留分」について解説します。 遺産相続では、法定相続よりも遺言による相続が優先される、ことになっています。 そのため、たとえば被相続人(亡くなった人)の遺言書に「すべての財産を長男に相続させる」とか、「A(親族以外の人物)にすべてを遺贈する」といったことが書かれていた場合、その他の相続人は財産を相続することができなくなってしまいます。 こうしたことを防ぐために遺留分というものがあり、一定の法定相続人(配偶者や子、父母など)が最低限の相続財... --- ### 東京で遺産相続の無料相談ができる窓口8選 - Published: 2024-10-24 - Modified: 2024-11-08 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9931 - カテゴリー: 遺産相続 この記事を読むとわかること 遺産相続のことは、とりあえず考えているが、具体的な準備は進めていない、という方も多いのではないでしょうか。 実際、後回しにしてしまい、いざ相続が発生した時には、「何をすればいいのか」「誰に相談すればいいのか」と困ってしまう方は多くいらっしゃいます。 そこで本記事では、 ・遺言書の扱い方 ・相続人を探す方法 ・遺産分割協議 ・相続税の申告と納税 ・相続で必要な書類や手続き などについて、東京で、無料で相談できる窓口を紹介しながら、遺産相続でまず知っておくべき基礎知識も解... --- ### 相続でもめる家族の特徴とは?もめた場合の解決法やトラブル予防の方法 - Published: 2024-01-25 - Modified: 2024-01-26 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9910 - カテゴリー: 遺産分割 被相続人が死亡すれば、被相続人の配偶者や子供などに相続として財産が分与されます。 スムーズに相続が進むケースもありますが、親族間でもめてしまうようなケースも珍しくありません。 トラブルが大きくなって裁判に発展するようなことや、親族同士で絶縁状態になる場合もあるでしょう。 そこで今回は、相続でもめる家族の特徴や原因について解説します。 相続問題が起こらないようにする予防法や、トラブルになった場合の解決法についても紹介しているので参考にしてください。 相続でもめるケースは多い? 相続でもめるドラマや... --- ### 相続・遺産分割の弁護士費用の相場|誰が払うのか? - Published: 2023-11-10 - Modified: 2023-11-10 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9884 - カテゴリー: 遺産分割, 遺産相続 相続・遺産分割を弁護士に依頼した場合、一般的に①相談料、②着手金、③報酬金、④実費、がかかります。 弁護士費用は、法律で決められているわけではなく、個々の弁護士毎に決定します。 相続・遺産分割は、法律問題で、複雑な問題なので、知識のない個人が問題解決にあたることは簡単ではありあません。 そのため、弁護士に依頼すればスムーズな解決が期待できますが、心配なのは、弁護士費用です。 弁護士費用はどれくらいが相場になるのでしょうか? また、相続・遺産分割を弁護士に依頼した場合、費用は一体誰が支払うのかとい... --- ### 相続・遺産分割の弁護士費用の相場~費用を払えない場合はどうする? - Published: 2023-10-25 - Modified: 2023-10-27 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9853 - カテゴリー: 遺産相続 相続・遺産分割の弁護士費用の相場は、主に相談料・着手金・報酬金の設定で異なります。 相場としては、相談料として1時間あたり5千円程度、着手金として20万円~30万円、その他に依頼内容および依頼者の経済的利益に応ずる報酬金(3%~16%)です。 遺言書作成や相続人調査、相続放棄等、トラブルがなく書類作成・収集の代行だけで済みそうなケースでは、5万円から20万円ほどと安くなります。 反対に、遺言執行のように状況によってはかなり煩雑になるケースや、遺産分割協議・調停に介入して解決を図るべきケースでは、... --- ### 相続・遺産分割における兄弟姉妹のトラブルと解決法 - Published: 2023-10-23 - Modified: 2023-10-23 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9864 - カテゴリー: 遺産相続 親の相続が発生した、遺産分割をする時、兄弟姉妹間でトラブルを起こることがあります。 亡くなった親の財産を兄弟姉妹で分割する場合、その割合は法律上平等とされています。 それにも関わらず「長男が財産を独占する」「生前贈与や遺言のせいで不公平になる」といったトラブルに見舞われた場合には、相続財産の調査と法律に基づく判断により、相手方に毅然と主張することで解決可能です。 なお、兄弟姉妹でのトラブルは、必ずしも意見対立だけとは限りません。疎遠になって連絡が取れず、遺産分割以前の状態で止まってしまうことがあ... --- ### 遺産相続の相談は弁護士・税理士・司法書士・行政書士の誰に行うべき? - Published: 2023-10-03 - Modified: 2023-10-05 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9832 - カテゴリー: 遺産相続 遺産相続の相談先の候補として、弁護士・税理士・司法書士・行政書士の4種類の専門家が挙げられます。 相続税や準確定申告なら税理士、不動産登記や法人登記なら司法書士。書類作成または収集代行なら行政書士に依頼するとスムーズです。 弁護士は、遺産相続全般の悩みに対応し、特に交渉・協議・調停・訴訟等のトラブル対応を必要とする場合には適切な相談先となります。 相談内容や得意分野に着目して遺産相続の相談先を確認し、相談前の準備も交えて理解しておきましょう。 ケース別・遺産相続の相談先となる専門家 遺産相続の相... --- ### 相続に強い弁護士の選び方。ランキングや評判・口コミは信用できない? - Published: 2023-10-02 - Modified: 2023-10-03 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9807 - カテゴリー: 遺産相続 どうせ依頼するなら、相続に強い弁護士を選びたいものです。 しかし、法律の素人が相続に強い弁護士を選ぶことは困難です。 インターネット上にランキング、口コミ、評判等がありますが、まず信用できないことを前提に、自分の判断で選ぶ必要があります。 主に以下の観点から選ぶようにしましょう。 ・経験年数 ・著書 ・実績 ・人柄 ここでは、相続に強い弁護士の選び方を解説していきます。 相続問題を弁護士に相談すべき理由 遺産相続する場面に直面した場合、相続に関する知識がないため手続をスムーズに進められないことは... --- ### 遺産の分配割合・分配方法を判断するための知識 - Published: 2023-06-22 - Modified: 2023-06-26 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9774 - カテゴリー: 遺産分割 相続が開始されたら、遺産分配のため遺言書捜索や調査を実施し、相続法に基づいて適切な分配割合・分配方法を判断します。 本記事で解説する下記の知識を押さえておけば、不公平なくスムーズに遺産の取り分を決められるでしょう。 ・遺産分配前にやるべきこと ・遺産の分配割合・分配方法を決める手段 ・法定相続分(相続人調査の基礎知識・遺産の分配割合の基準) ・遺産の分配方法(計4通り) ・遺産の分配・取り分に納得できない時の対処法 遺産分配前に必要な手続き 遺産を親族で分配しようとする時は、事前の状況確認が必要... --- ### 遺産分割を弁護士に相談する理由とメリット&デメリット - Published: 2023-06-20 - Modified: 2023-10-27 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9744 - カテゴリー: 遺産分割 遺産分割は、被相続人が死亡時に有していた遺産について、各遺産の権利者を確定させる手続きです。 遺産分割には3種類があり、①協議分割、②調停分割、③審判分割があり、法律問題ですので、弁護士に相談することをおすすめします。 遺産分割を弁護士に相談する理由は主に「トラブル回避」と「手続きによる時間の無駄やストレスの回避」です。 相続法や問題解決のための知識・経験に優れた弁護士に任せれば、期待以上の効果があります。 弁護士に相談する具体的状況を整理した上で、遺産分割についてどんなメリットがあるのか確認し... --- ### 事業承継における種類株式の活用 - Published: 2020-07-06 - Modified: 2020-07-06 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/521 - カテゴリー: 事業承継 (1) 種類株式とは 種類株式とは、定款によってその種類ごとに異なる内容を定めて発行された株式のことであり、会社法では、以下の事項について、異なる内容の定めをすることができます(会社法108条1項)。 これらの種類株式を活用することにより、株式分散のリスクの低減や、後継者への株式の集中、事業承継後の後継者の監督等を行う仕組みを導入することができます。 事業承継の円滑化にあたり、株式分散のリスクの低減や、後継者への株式の集中、事業承継後の後継者の監督等を行う仕組みの導入等の為に、種類株式の活用が広... --- ### 属人的株式 - Published: 2019-11-12 - Modified: 2019-11-14 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/487 - カテゴリー: 事業承継 属人的株式というのは、株主平等原則の例外です。 非公開会社において、株主ごとに異なる取り扱いをする旨を定款で定めるもので、以下の権利について認められます。 ・剰余金の配当を受ける権利 ・残余財産の分配を受ける権利 ・議決権 今回は、議決権について、解説します。 議決権について、属人的株式の定めをすると、株主ごとに異なる議決権を定めることができるようになります。 原則は、「1株1議決権」です。 しかし、属人的株式では、たとえば、次のような定めをすることができます。 「Aは、1株5議決権、Bは、1株... --- ### 遺留分を渡したくない場合の生前対策(遺留分対策) - Published: 2019-11-03 - Modified: 2020-03-10 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/443 - カテゴリー: 遺留分 遺留分とは 遺留分とは、被相続人の財産であっても、贈与や遺贈により自由な処分が制限される一定割合のことを言います。 その一定割合が相続人に保障されているものです。 たとえば、相続人として、配偶者と長男、長女がいる場合に、被相続人が遺言により全ての財産を長女に相続させた場合、配偶者と長男が相続できる財産はゼロです。 しかし、遺留分がありますので、遺言により長女に相続された財産のうち、一定割合を配偶者と長男はもらうことができることになります。 この遺留分は、被相続人がいくら渡したくない、と思っても、... --- ### 簡単に遺留分を請求する方法【5ステップ】 - Published: 2019-10-31 - Modified: 2019-10-31 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/441 - カテゴリー: 遺留分 遺留分とはどのような制度か 遺産相続が発生した場合に、被相続人がすでに生前に財産を贈与していたり、遺言により他の人に遺贈または相続させている場合があります。 その場合、自分が相続する財産が全くなかったり、あるいは、とても少なくなってしまう場合があります。 このような場合には、「遺留分」という制度により、権利を確保することができます。 遺留分というは、被相続人の財産で、被相続人が自分の意思で処分しようとしても、一定割合で処分することができない、という割合のことです。 つまり、遺留分の権利を持ってい... --- ### 種類株式で行う遺留分対策 - Published: 2019-10-27 - Modified: 2019-12-30 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/434 - カテゴリー: 遺留分 遺留分対策の必要性 種類株式を活用した遺留分対策について説明していきたいと思います。 遺留分というのは、遺言によっても侵害することのできない相続人に対する一定割合の保障です。 たとえば、相続人として、配偶者と子が2人いる被相続人が、遺言で全ての財産を配偶者に相続させたとします。 そうすると、2人の子は、何も相続できなくなるわけですが、遺留分があるので、それぞれ4分の1ずつの遺留分侵害額を配偶者に請求できる、ということになります。 遺留分は、同族会社の株式がある場合などに困難な問題が生じます。 相... --- ### 株券発行会社における株式譲渡の注意 - Published: 2019-10-09 - Modified: 2019-10-09 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/429 - カテゴリー: 事業承継 平成18年4月の会社法改正前から存続する株式会社の場合、「株券発行会社」になっているケースがあると思います。 事業承継や相続対策で、分散した株式を買い集めたり、贈与を受けたり、ということあると思いますが、この際に問題が発生します。 会社法128条は、次のように定めています。 1.株券発行会社の株式の譲渡は、当該株式に係る株券を交付しなければ、その効力を生じない。ただし、自己株式の処分による株式の譲渡については、この限りでない。 2.株券の発行前にした譲渡は、株券発行会社に対し、その効力を生じない... --- ### 事業承継の前提として分散した株式を集約する方法(少数株主対策) - Published: 2019-10-09 - Modified: 2019-12-15 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/426 - カテゴリー: 事業承継 株式集約の手順 会社を事業承継するということは、自分が行っている事業を、自分以外の者が行えるようにする、ということです。 そのためには、会社の支配権を承継しなければなりません。 株式会社の場合には、株主総会で役員を選任し、役員である取締役等が会社を経営していきます。 したがって、株式会社の場合には、株式を承継していくのが事業承継の基本型となります。 しかし、場合によって、株式が分散していることがあり、少数株主が存在することがあります。 少数株主がいるままで事業承継を行ってしまうと、後日、少数株主... --- ### 遺留分を請求されたら、こう対処する!|弁護士による相続SOS - Published: 2019-09-21 - Modified: 2020-04-22 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/416 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むと、次のことがわかります。 ある日突然、内容証明郵便で、「遺留分減殺請求」あるいは「遺留分侵害額請求」をされる場合があります。 初めての経験で、どうしたらよいかわからないでしょう。 遺留分を請求されたら、被相続人からもらって自分の財産だと思っていたものを取り戻されてしまう可能性がある、ということです。 そこで、この記事では、遺留分を請求されたら、どう対処したらいいのかについて、弁護士が専門的見地から、包括的かつ網羅的に説明していきます。 この記事を読むと、次のことがわかります。 遺... --- ### 遺留分紛争の弁護士費用はこれだけです - Published: 2019-09-15 - Modified: 2019-11-04 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/400 - カテゴリー: 遺留分 この記事を読むと、次のことがわかります。 相続が発生して、遺産がある場合、家族で話し合って円満に財産を分けるのが一番望ましい形です。 しかし、被相続人が生前贈与あるいは遺言等により、不公平な分け方をする場合があります。 そうすると、遺留分の問題が発生します。 一言で遺留分と言っても、法律的に難しい制度であり、わからないことが多いでしょう。 弁護士に依頼しないと解決しない場合の方が多いと言えます。 そこで、ここでは、遺留分請求をする場合、あるいは、遺留分請求をされた場合の弁護士費用について解説しま... --- ### 遺産相続を弁護士に相談する12のメリットと注意点 - Published: 2019-02-18 - Modified: 2020-06-02 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/287 - カテゴリー: 遺産相続 遺産相続は、一生のうちに何度も経験するものではありません。 したがって、いざ親族が亡くなったときには、葬儀等の他、遺産相続問題について、色々とわからないことが発生します。 ・遺言書が見つかったけど、遺言の内容どおりに遺産を分けるには、どうしたら? ・遺言書の内容と違う分け方をしてもいいの? ・遺言書がない場合には、どうやって遺産相続したらいい? ・相続人どうしで話し合いがつかないときは? ・相続税って何を、どうすればいいの? ・遺産分割調停のプロセス、時間、費用は? ・弁護士や税理士にはいつ、何... --- ### 遺留分を弁護士に相談する7つのメリットと2つの注意点 - Published: 2019-02-18 - Modified: 2019-11-05 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/285 - カテゴリー: 遺留分 「遺留分」という言葉を聞いたことがあると思います。 たとえば、相続人として、長男と次男がいる場合に、被相続人が全ての財産を長男に相続させる遺言を残していたとします。 そうすると、次男は一切の財産を相続することができません。 それでは不都合だ、ということで、次男も一定の割合の財産を受け取れるようにしよう、という制度が遺留分制度です。 このような事態は、一生に一度あるかないか、だと思います。色々な不安があることでしょう。 ・遺留分とはどのような制度なのか? ・自分に遺留分はあるのか? ・どうやって請... --- ### 特別の寄与(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/120 - カテゴリー: 相続法改正2018 相続法改正前においては、被相続人の財産の維持または増加に寄与した者への寄与分は、相続人にのみ認められていました。 しかし、被相続人の財産の維持または増加に寄与する者は、相続人に限られません。 特に、共同相続人の配偶者や子らが被相続人の財産の維持または増加について特別の寄与をした場合に、その貢献をどうするかが問題となり、これらの者を共同相続人の補助者とみなして、当該共同相続人の寄与分として考慮するなどの工夫がなされてきました(東京家裁平成12年3月8日審判、家月52巻8号35頁)。 しかし、そのよ... --- ### 相続の効力(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/118 - カテゴリー: 相続法改正2018 権利の承継に関する対抗要件主義の採用 特定遺贈の場合には、所有権の移転を第三者に対抗するには、対抗要件を具備する必要があります(最高裁昭和39年3月6日判決、民法百選Ⅲ73)。 ただし、遺言執行者がいる場合には、受遺者は登記その他の対抗要件を具備することなしに、第三者に対抗することができる、とされています。 これに対し、「相続させる」旨の遺言(特定財産承継遺言)による不動産の権利の取得について、最高裁は、登記なくして第三者に対抗することができるとしています(最高裁平成14年6月10日判決、百選Ⅲ... --- ### 遺留分侵害額請求権(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-10 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/116 - カテゴリー: 相続法改正2018 遺留分侵害額請求権への変更 相続法改正前においては、遺留分減殺請求権を行使すると、遺留分減殺請求権の行使者の遺留分を侵害する限度で遺贈等の効力が失効し、その限度で、遺贈等の目的財産についての権利が遺留分権利者に帰属しました。 これを「物権的効果」といいます。 これに対し、受遺者または受贈者は、遺贈等にかかる現物を返還することにかえて、遺留分侵害額の価額弁償をすることができることとされていました。 しかし、遺留分権利者の側から積極的に価額弁償を選択することはできませんでした。 しかし、遺留分減殺請... --- ### 遺言執行者の権限(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/114 - カテゴリー: 相続法改正2018 遺言執行者の権限の一般的明確化 改正相続法で、遺言執行者の権限が明確になりました。 改正前は、遺言執行者の法的地位について条文上明確ではなく、相続人とのトラブルや訴訟の当事者適格について争いがありました。 改正相続法で、遺言執行者の責務は、相続人の利益のためではなく、「遺言の内容を実現する」ことであることが明確化されました。 そのため、遺言執行者は、遺言の内容を実現するため、相続財産の管理その他遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務を有することになります(民法第1012条1項)。 そして、遺... --- ### 遺贈の担保責任(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/112 - カテゴリー: 相続法改正2018 改正相続法で、遺贈の担保責任の法的性質が明確になりました。 担保責任とは、贈与契約や売買契約の譲渡人等が、その目的物を十全な状態で譲受人等に移転することを担保する責任のことです。 改正前は、この担保責任が債務不履行責任なのか、法定の責任なのかについて見解が分かれていましたが、改正により、債務不履行責任であることが明確化されました。 その結果、遺贈義務者は、遺贈の目的である物または権利を、相続開始の時の状態で引き渡し、または移転する義務を負うこととされました。 ただし、遺言者が、その遺言にこれとは... --- ### 法務局による保管制度(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/110 - カテゴリー: 相続法改正2018 自筆証書遺言は、作成に費用がかからず、他人に知られることもなく作成できる、という点でメリットがありましたが、自分で保管しなければならないため、なくしてしまったり、誰かに破棄・隠匿・変造されたり、などという危険がありました。 そこで、「法務局における遺言書の保管等に関する法律」が2018(平成30)年7月6日に成立し、同月13日に公布されました。 この法律(以下、「遺言書保管法」といいます)により、法務局による自筆証書遺言の保管制度を創設しました。 この制度は、次のような制度です。 相続開始前 (... --- ### 自筆証書遺言の方式緩和(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/108 - カテゴリー: 相続法改正2018 相続法改正前においては、自筆証書遺言は、遺言の全文、日付け、氏名を全て遺言者が自書しなければいけませんでした。 しかし、遺言の全文の自書は負担が大きいものです。 たとえば、遺言書において土地を特定するためには、所在・地番・地目・地積などを記載することになりますし、預金を特定するには、金融機関・口座の種類・口座番号・口座名義人などを記載することになります。 財産が多ければ多いほど負担が大きくなり、自筆証書遺言利用の妨げとなってしまうおそれがあります。 そこで、改正相続法では、遺言の全文自書を一部緩... --- ### 分割前における遺産の処分(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/106 - カテゴリー: 相続法改正2018 遺産分割は、被相続人の死亡の時に被相続人に属していた財産であり、かつ、遺産分割時にも存在している財産を分割するものです。 そこで、被相続人の死亡の時には被相続人に属していたものの、相続開始後に処分されて存在しなくなった財産については、遺産分割の対象にならないという問題がありました。 そこで、改正相続法では、このような場合に、遺産分割での不公平が生ずるのを防止するため、次のような規律を定めました。 ①遺産分割前に遺産が処分された場合であっても、共同相続人全員の同意により、その処分された遺産が遺産分... --- ### 遺産の一部分割(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/104 - カテゴリー: 相続法改正2018 改正相続法では、改正前にも認められていた規律を、条文で明確化する、という改正も行われています。 改正前においても、共同相続人は、被相続人が遺言で禁じた場合を除き、遺産の全部ではなく、その一部についてのみ遺産分割協議により、遺産分割をすることができました。 また、家庭裁判所での調停または審判でも、遺産の一部分割がされることがありました。 ただし、遺産分割審判において一部分割を行うには、 ①遺産の一部を他の部分と分離して分割する合理的な理由があること ②遺産の一部を分割することによって、全体としての... --- ### 預貯金の仮払い仮処分・払戻制度(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/102 - カテゴリー: 相続法改正2018 預貯金の仮払い仮処分の要件緩和 債権は、相続財産を構成し、相続人に承継されます。 債権のうち、可分債権については、「相続人数人ある場合において、相続財産中に金銭の他の可分債権あるときは、その債権は法律上当然分割され各共同相続人がその相続分に応じて権利を承継するものと解すべきである。」(最高裁昭和29年4月8日判決、民法百選Ⅲ65)とされています。 そして、共同相続された預貯金債権について、以前は可分債権として、法定相続分に従って当然に相続されることとされていましたが、最高裁平成28年12月19日... --- ### 持ち戻し免除の意思表示の推定(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/100 - カテゴリー: 相続法改正2018 被相続人から共同相続人に対して遺贈された財産および婚姻や養子縁組のため、もしくは生計の資本として贈与された財産を「特別受益」といいます。 特別受益とされると、その財産の価額を相続財産に持ち戻した上で、指定または法定相続分を計算し、そこから、その共同相続人が遺贈または贈与で得た財産を差し引いて、その共同相続人の具体的相続分とされます(民法第903条1項)。 ただし、相続人が持ち戻しを免除する意思表示をしたときは、遺留分を侵害しない範囲で、当該持ち戻しの処理は行われないこととなります(民法第903条... --- ### 配偶者短期居住権(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/98 - カテゴリー: 相続法改正2018 配偶者短期居住権とは 配偶者短期居住権とは、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に「無償で」居住していた配偶者が、当該建物に一定期間無償で使用できる権利です。 次の2種類があります。 ①居住建物について配偶者を含む共同相続人間で遺産の分割をすべき場合 ②①以外の場合 被相続人の配偶者は、被相続人が死亡するまでの間、被相続人と同居していることが多いと思います。 そして、自宅が相続財産である場合には、遺贈や遺産分割により、配偶者以外の者の所有に帰すことがあり、その場合には、配偶者は、自宅を出て、... --- ### 配偶者居住権(相続法改正) - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-10-27 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/96 - カテゴリー: 相続法改正2018 配偶者居住権とは 配偶者居住権に関する規律については、2020年4月1日より適用されます。 ただし、配偶者居住権については、その日前にされた遺贈については適用されません。 配偶者居住権とは、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に居住していた配偶者が、当該建物に長期間無償で使用収益できる権利です。 高齢化社会の進展により、被相続人の高齢化とともに、その配偶者の高齢化も多くなってくることが予想されます。 その場合、長年、被相続人所有の建物に住み慣れた配偶者は、死ぬまでその建物に住み続けたいと願う... --- ### 財産分離 - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-11 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/94 - カテゴリー: 財産分離・相続回復請求権 財産分離制度とは 「財産分離」とは、相続財産と相続人の固有財産との混合を避けるため、相続開始後に、相続債権者、受遺者、相続人の債権者の利益を保護するため、それらの者の請求によって、相続財産を分離して管理・清算する手続のことです。 相続債権者は相続財産からの回収を期待しています。 受遺者は、相続財産からの財産の取得を期待しています。 しかし、相続人の固有財産が債務超過であるときは、相続財産がプラスであっても、相続人の固有財産と混合することによって、債権の回収ができなくなったり、財産の取得ができなく... --- ### 遺留分侵害額請求権の時効 - Published: 2019-01-24 - Modified: 2025-05-09 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/92 - カテゴリー: 遺留分 遺留分の権利の時効とは 遺留分侵害額請求権には、消滅時効制度が定められています。 消滅時効というのは、ある一定の期間を経過してしまうと、権利自体が消滅してしまう、という制度です。 つまり、消滅時効が完成すると、遺留分権利者は、遺贈等を受けた者に対し、遺留分の請求ができなくなってしまう、ということになります。 したがって、遺留分権利者であれば、時効にならないように遺留分の権利を請求しなければなりませんし、遺留分を請求された場合には、すでに消滅時効が完成しないかどうか、確認する必要がある、ということ... --- ### 経営承継円滑化法 - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-11-07 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/90 - カテゴリー: 遺留分 法律の概要(2019年1月1日時点の法令に基づく) 中小企業の経営者が事業を子などに承継しようとしても、保有する株式を贈与しても、遺留分制度による承継を受け、中小企業の株式が分散したり、その所有権をめぐって紛争が生ずることがあり、円滑な経営の承継の障害となっていました。 そこで、中小企業の経営の円滑な承継に資するため、2008(平成20)年に、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」(以下、「経営承継円滑化法」といいます)が成立しました。 経営承継円滑化法は、民法における遺留分の特例、... --- ### 生命保険は遺留分の対象に「原則」ならない - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-09-25 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/88 - カテゴリー: 遺留分 「生命保険は遺留分の対象になりません?」 生命保険の募集人から、「生命保険は遺留分の対象にならないから、遺留分対策として有効です。たくさん契約しましょう」と言われて勧誘されることがあります。 これは、正しいでしょうか? 結論としては、正しい部分はあるが、不正確である、ということになります。 正確には、 ・生命保険金そのものは、遺留分侵害額請求権の対象にならない。 ・しかし、場合によって、生命保険金が相続財産に持ち戻される場合がある ・その結果、相続財産が増加して、遺留分が増加する ということにな... --- ### 遺留分の計算 - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/86 - カテゴリー: 遺留分 遺留分の基礎となる財産 遺留分の基礎となる財産の計算は、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与した財産の価額を加えた額から債務の全額を控除することによって行います(民法第1029条1項)。 「相続開始の時において有した財産」は、積極財産のことであり、遺贈や死因贈与の目的とされた財産も含まれます。 条件付の権利または存続期間の不確定な権利は、家庭裁判所が選任した鑑定人の評価に従ってその価額を決めることになります(同条2項)。 計算式にすると、次のようになります。 相続開始時の積極... --- ### 遺留分とは、どのようなものか? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2025-02-17 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/84 - カテゴリー: 遺留分 ※遺留分侵害額請求権は、2019年7月1日より前に開始された相続では、「遺留分減殺請求権」とされます。 遺留分とは 民法には遺留分制度があります。 遺留分制度とは、本来、被相続人は自分の財産を自由に処分できるはずのものであるところ、相続財産の一定割合について、一定の法定相続人に保障するための制度です。 そのために、被相続人は相続財産について、一定の制限がされています。 この遺留分制度は、遺族の生活保障と遺産形成に貢献した遺族の潜在的持分の精算などの意義を有しています。 そこで、遺留分制度は、被相... --- ### 遺産分割の効力 - Published: 2019-01-24 - Modified: 2020-06-02 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/82 - カテゴリー: 遺産分割 【動画解説】遺産分割を簡単に解説します。 遺産分割は、相続開始の時にさかのぼってその効力を生じます(民法第909条)。 これを遺産分割の遡及効といいます。 ただし、遺産分割によって第三者の権利を害することはできません(民法第909条但書)。 ここでいう「第三者」は、相続が開始された後、遺産分割前に生じた第三者であり、相続人から遺産の持分を譲渡または担保に供された者、持分に対して差押をした債権者等になります。 問題となるのは、遺産分割により不動産の所有権を取得した共同相続人は、遺産分割後に生じた第... --- ### 遺産分割はどのようにするか - Published: 2019-01-24 - Modified: 2021-06-09 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/80 - カテゴリー: 遺産分割 【動画解説】遺産分割を簡単に解説します。 遺産分割の種類 相続は被相続人の死亡によって開始し、相続人が複数あるときは、遺言書がなければ相続財産は共有となります。 その場合、遺産分割によって最終的な所有の帰属が確定することになります。 遺産分割請求権には消滅時効がないので、いつまででも遺産分割を求めることができます。 ただし、被相続人は、遺言で、相続開始の時から5年を超えない期間を定めて、遺産分割を禁止することができます(民法第908条)。 また、共同相続人の合意によっても、5年以内の期間を定めて... --- ### 寄与分とは? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/78 - カテゴリー: 相続の承認・限定承認・相続放棄 共同相続人の中に、①被相続人の事業に関する労務の提供、②財産上の給付、③被相続人の療養看護、その他の方法により、被相続人の財産の維持または増加について特別の寄与をした者があるときは、その寄与を評価してその者の相続分に加算する制度があり、その加算される価額や持分割合を「寄与分」といいます。 寄与分が認められるのは、共同相続人のみですが、共同相続人の配偶者や子らが被相続人の財産の維持または増加について特別の寄与をした場合には、共同相続人の補助者とみなして、当該共同相続人の寄与分として考慮される場合も... --- ### 特別受益とは? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/76 - カテゴリー: 相続の承認・限定承認・相続放棄 特別受益とは 被相続人から共同相続人に対して、①遺贈され、または②婚姻や養子縁組のために贈与され、もしくは③生計の資本として贈与された財産を「特別受益」といいます(民法第903条1項)。 「婚姻若しくは養子縁組のため」とは、婚姻のための持参金、支度金、結納金、挙式費用や養子縁組のための支度の費用等が含まれることになります。 ただし、その価額が少額で、被相続人の資産および生活状況に照らして扶養の一部と認められる場合は特別受益とならないと解されています。 「生計の資本としての贈与」とは、生計への資金... --- ### 相続分について - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/74 - カテゴリー: 相続の承認・限定承認・相続放棄 相続分とは 各共同相続人が有する相続財産全体に対する分数的割合を、「相続分」といいます。 被相続人は、遺言によって、各共同相続人の相続分を指定することができます(民法第902条1項)。 これを「指定相続分」といいます。 相続分が指定されない場合には、民法の定めによって相続分が決まります。 これを「法定相続分」といいます。 法定相続分 法定相続分は、第3順位まで定められており、配偶者は常に相続人になります。 第1順位は、直系卑属(子)であり、法定相続分は、配偶者が2分の1、子が2分の1です。 複数... --- ### 相続財産には、どのようなものがあるか? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2020-02-27 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/72 - カテゴリー: 相続の承認・限定承認・相続放棄 相続財産は、被相続人の財産に属した一切の権利義務です。 動産も不動産もあり、債権も債務も含みます。 国内にある財産も国外にある財産も全てです。 相続財産の中で注意すべきものについて説明します。 祭祀承継 系譜、祭具及び墳墓などの所有権は、相続の対象とならず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継します。 被相続人が指定したときは、その指定に従います。 被相続人の指定もなく、慣習も明らかでないときは、家庭裁判所が決定することになります(民法第897条1項、2項)。 一身専属的権利義務 相続人は... --- ### 相続の承認・限定承認・放棄とは? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/70 - カテゴリー: 相続の承認・限定承認・相続放棄 相続が開始した場合、相続人は、被相続人の財産を承継するかどうか、決めなければなりません。 相続財産は必ずしもプラスの財産だけではなく、マイナスの負債も相続の対象となりますし、相続人が相続による財産承継を望まない場合もあります。 そこで、相続の開始があったときは、相続人は、相続の仕方について、3つの方法を選択することができます。 その3つとは、①単純承認、②限定承認、③相続放棄、です。 単純承認とは 相続人が単純承認をすると、被相続人の権利義務を無限に相続することになります(民法第920条)。 相... --- ### 相続人がいない時は、どうなるか? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/61 - カテゴリー: 相続人 相続財産管理制度 遺言書がなく、相続人がいるかどうかも明らかでない場合には、どうしたらよいでしょうか。 まず、戸籍を調査して、相続人がいることは判明したけれども、相続人がどこにいるかわからない場合には、不在者財産管理制度(民法第25条以下)の問題となるか、あるいは失踪宣告(同法第30条以下)の問題となります。 そうではなく、相続人がいるかどうか明らかでない場合には、相続財産管理制度(民法第952条以下)の問題となります。 ここで、相続人がいるかどうか明らかでない場合とは、戸籍上の相続人がいない場... --- ### 親族が亡くなった場合、誰が相続人になるか? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/57 - カテゴリー: 相続人 どの順番で相続するか? 親族が亡くなったときには、相続が発生します。 相続が発生するというのは、亡くなった親族の財産が残された親族に承継されるわけです。 しかし、誰にどう承継されるかが決まっていなければ、喧嘩になってしまいます。 遺言書があれば、そのとおりに承継されることになります。 では、遺言書がない場合には、どうなるでしょうか。 遺言書がない場合には、相続財産は、遺産分割により相続人に承継されることになります。 そこで、いかなる範囲の者が相続人になるかを確定することが必要となります。 相続人... --- ### 遺言書を撤回、変更できるか? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/53 - カテゴリー: 遺言書 遺言書は、一度書いてしまうと、撤回や変更はできないのでしょうか。 それとも撤回、変更することができるでしょうか。 民法によると、遺言者は、いつでも、遺言の方式に従って、遺言の全部または一部を撤回することができます(民法第1022条)。 前の遺言を撤回するための遺言は、遺言の方式に従っていればよいので、前の遺言と同一方式である必要はありません。 したがって、公正証書遺言を、後で自筆証書遺言により撤回することも可能です。 遺言を撤回する方法は、いくつかあります。 ・遺言書の破棄 ・撤回文言の記載 ・... --- ### 「相続させる」旨の遺言とは? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/51 - カテゴリー: 遺言書 遺言により、特定の財産を相続人に取得させ、あるいは財産の全部または一部の割合を取得させようとするとき、遺言書に「相続させる」と記載させることが多くあります。 これは、「相続させる」旨の遺言は、これまでの判例により一定の効果が認められているためです。 2019年7月1以降以降に作成される遺言について、遺産の分割の方法の指定として遺産に属する特定の財産を共同相続人の一人または数人に承継させる旨の遺言を、「特定財産承継遺言」と呼ぶことになりました。 次のような効果が認められています。 遺産分割が不要に... --- ### 遺言で遺産を贈与する遺贈とは? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/49 - カテゴリー: 遺言書 遺贈とは、遺言によって遺言者の財産を無償で第三者に与える行為です。 特定の財産を遺贈することを「特定遺贈」、財産の全部または一定の割合を遺贈することを「包括遺贈」といいます。 たとえば、お世話になったAさんに自宅土地建物をあげたいときに、「自宅土地建物をAに遺贈する」というように、財産を特定して遺言書に記載すると、「特定遺贈」となります。 これに対し、財産を特定せずに、「遺産の3分の1をAに遺贈する」というように記載すると、「包括遺贈」となります。 ただし、「相続人」に対して遺言書で特定の財産を... --- ### 死因贈与契約とは、どんな契約か? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/47 - カテゴリー: 遺言書 死因贈与契約とは? 遺言は、遺言者の一方的意思表示により作成するものであり、契約ではありません。 契約は、複数当事者による意思の合致が必要です。 実は、自分の死後の財産処分は、遺言書以外の方法でもすることができます。 それが、「死因贈与契約」というものです。 贈与者の死亡によって、贈与者の財産を無償で受贈者に与える契約を死因贈与契約といいます。 贈与者の死亡後の財産を処分するという意味で遺言と同趣旨の法律行為であることから、遺贈に関する規定が準用されています。 まず、贈与者は、いつでも死因贈与の... --- ### 遺言で注意しなければならないこと - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/45 - カテゴリー: 遺言書 遺言を変更したいときは 一旦、遺言書を書き上げても、内容を間違って書いてしまったり、後で遺言の内容を変更したい場合もでてきます。 この場合も、遺言を変更するには要件が決まっており、その要件を欠くと遺言を変更することができませんので注意が必要です。 公正証書遺言以外の遺言の場合、次のように遺言を変更できます。 ①遺言者は、変更箇所を指示する。 ②変更した旨付記し、署名し、変更した箇所に押印する。 変更の要件を満たさないときは、変更が無効となって、遺言は変更がなかったものとして元の遺言のとおりの効力... --- ### 遺言書には、どんな種類があるか? - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/43 - カテゴリー: 遺言書 遺言の種類は7種類 いざ、遺言書を書こうとしても、どうやって書いたらいいか、わからないこともあるでしょう。 実は、遺言書には、全部で7種類も種類があるのです。 それぞれ有効となる要件が定められており、要件を欠くと無効となってしまい、遺言書を書いた意味がなくなってしまいます。 そこで、ここでは、遺言書の種類を解説していきたいと思います。 遺言は単独の意思表示ですが、遺言の効力が認められるためには、民法に定められた方式に従っていなければなりません。 遺言が法定の方式を具備していない場合には、遺言とし... --- ### 遺産相続で遺言書の正しい書き方と間違った書き方 - Published: 2019-01-24 - Modified: 2019-02-12 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/40 - カテゴリー: 遺言書 遺言書とは? 遺言書は、自分が死んだ後、自分の財産をどう承継していくかを自分で決められる制度です。 自分の意志を相続に反映させる制度といってもよいでしょう。 遺産相続においては、遺言書がない場合には、相続人全員で遺産分割をしなければ遺産を相続することができません。 遺産分割は遺産分割協議、協議が調わない場合には調停、審判等の手続を経る必要があり、場合によっては何年もかかってしまいます。 そこで、相続人間の争いをなくすために「遺言書」を書いておく方法があり、遺言書を書く人が増えています。 ここでは... --- ### 遺言執行者は、何をする人か? - Published: 2019-01-22 - Modified: 2019-06-28 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/24 - カテゴリー: 遺言書 遺言は、遺言者が自分の死後のことについて記載するものです。 その効力は、遺言者の死亡により生じます。 しかし、遺言の効力が生じるときに、遺言者は死亡している、とすると、誰がその遺言の内容を実現するのでしょうか。 遺言の内容を実現するために、遺言事項を執行する必要がある場合があります。 たとえば、「相続させる」旨の遺言の場合には、相続した相続人が単独で申請することができるとされています(不動産登記法第63条2項、昭和47年4月17日民事甲1422号民事局長通達)。 しかし、遺言で誰かに不動産を遺贈... --- ### 交通事故を弁護士に相談するメリットとは? - Published: 2019-01-21 - Modified: 2019-06-05 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/15 - カテゴリー: 交通事故で死亡した場合 交通事故解決までのプロセス まず、交通事故の被害に遭ったときに、どのようなプロセスで解決まで進んでいくのかについておおまかに説明します。 死亡事故についても、怪我の場合についても、まずは刑事事件が始まります。 交通事故があったときは、警察に通報しなければなりません。 怪我人がいる場合には、救助する必要もあります。 自動車事故を起こして怪我人が出た、ということは、たとえば、過失運転致死傷罪という罪が成立している可能性があるので、刑事手続がスタートするわけです。 刑事事件というのは、交通事故を起こし... --- ### 交通事故の裁判で得する方法 - Published: 2019-01-11 - Modified: 2024-09-30 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/13 - カテゴリー: 交通事故で死亡した場合 裁判を起こすか起こさないかで、こんなに大きな違いが 交通事故でご家族を亡くされた時、あるいは、怪我をしてしまったときには、加害者にその損害を賠償してもらわなければなりません。 多くの場合、加害者は自動車保険の任意保険に入っているので、保険会社から賠償金を支払ってもらうことになるでしょう。 そして、その金額というのは、対人賠償保険の場合には定額ではありませんので、慰謝料などの賠償金がいくらなのか、を確定する手続きが必要になります。 まずは、加害者側の保険会社と示談交渉をすることになるでしょう。 話... --- ### 交通事故の後遺障害等級認定がなぜこんなに重要か? - Published: 2019-01-11 - Modified: 2024-09-30 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/11 - カテゴリー: 交通事故で死亡した場合 交通事故の損害賠償は、どのように解決するか 交通事故の損害賠償の問題は、どのように解決されるのでしょうか。 今回は、交通事故の被害に遭って怪我をして、後遺症が残ってしまった場合のとても重要な問題「後遺障害等級認定」について解説をしていきたいと思います。 その前提として、まずは、交通事故の被害に遭った場合に、どのように損害賠償の問題が解決されるのか、について見ていきたいと思います。 交通事故の被害に遭って、怪我をしてしまった場合、まずは救急車で病院に運ばれるか、自分で病院に行くことになります。 そ... --- ### 交通死亡事故で、慰謝料を請求できるのは誰? - Published: 2019-01-11 - Modified: 2024-09-30 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/9 - カテゴリー: 交通事故で死亡した場合 大切なご家族を交通事故で亡くしてしまう場合があります。 そのような場合、ご家族としては、深い悲しみの海に沈むわけですが、同時に、法律上の問題が発生してきます。 加害者の刑事処分の問題と加害者に対する損害賠償の問題です。 ここでは、大切なご家族を交通死亡事故で亡くしてしまった場合の法律問題について説明していきます。 交通死亡事故の刑事事件について 交通死亡事故が起こった場合、加害者の刑事処分の問題と加害者に対する損害賠償の問題が発生します。 まず、加害者の刑事事件について説明します。 交通死亡事故... --- --- ## 弁護士紹介 ### 代表弁護士 谷原誠(たにはら まこと) - Published: 2019-10-12 - Modified: 2023-12-18 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/syokai/profile00001 --- ### 弁護士 岩本健太郎(いわもと けんたろう) - Published: 2019-10-12 - Modified: 2023-12-18 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/syokai/profile00003 --- ### 弁護士 岩寺剛太(いわでら ごうた) - Published: 2019-10-12 - Modified: 2023-12-18 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/syokai/profile00002 --- ### 弁護士 小林大貴(こばやし だいき) - Published: 2019-10-12 - Modified: 2023-12-18 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/syokai/profile00004 --- ### 弁護士 西宮英彦(にしみや ひでひこ) - Published: 2019-10-12 - Modified: 2023-12-18 - URL: https://www.mirailaw.jp/souzoku/syokai/profile00005 --- ### 弁護士 前田真樹(まえだ まさき) - 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